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5件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1988-04-26 第112回国会 参議院 法務委員会 第3号

刑事補償法については、この法制定の当時の司法大臣が衆議院において「国家ガ賠償スル義務モナシ補償スル義務モナイノデアリマスケレドモ国家ハツノ仁政布キ国民ニシテ同情慰藉ノ意ヲ表スルノガ此法律精神デアリマシテ、」と、こう述べているんです。要するに国民の権利じゃないんだ、まして国家義務じゃないんだと。国民に対する「一ツノ仁政」にすぎないと。これが旧刑事補償法の基本的な考え方なんです。  

猪熊重二

1978-03-28 第84回国会 衆議院 法務委員会 第11号

ニイケナイコトデアル、サウ云フ観念ハ茲二考ヘラレナイト同時ニ國家賠償シナケレバナラナイ所謂不法行爲ニ對スル損害賠償スルト云フ意味賠償ト云フコト國家権力行爲ニサウ云フ観念ガ是非伴ハナケレバナラヌト云フコトノ積極的理由モ亦少シモ存在シナイノデアリマス國家ガ賠償スル義務モナシ補償スル義務モナイノデアリマスケレドモ國家ハツノ仁政布キ國民ニ對シテ同情慰藉ノ意ヲ表スルノガ、此ノ法律精神デアリマシテ

稲葉誠一

1973-06-07 第71回国会 参議院 法務委員会 第9号

しかし、そのときの司法大臣、これは昭和六年ですね、濱口内閣、第五十九回帝国議会のときですが、司法大臣渡邊千冬という大臣提案理由の中で言っている趣旨は、説明は、「国家賠償スル義務モナシ補償スル義務モナイノデアリマスケレドモ国家八一ツノ仁政布キ国民ニシテ同情慰藉ノ意ヲ表スルノガ此法律精神デアリマシテ、国家不法ナ何カノ事ヤッタカラ其賠償致スト云フヤウナコトハ此法律精神ノ中ニハ少

鈴木強

1973-04-17 第71回国会 衆議院 法務委員会 第19号

わが国の旧刑事補償法でも補償が行なわれておったわけてすが、当時の司法大臣——当時は司法大臣と申しましたが、有名な答弁に、「国家賠償スル義務モナシ補償スル義務モナイノデアリマスケレドモ国家ハツノ仁政布キ国民ニシテ同情慰藉ノ意ヲ表スルノガ、此ノ法律精神デアリマシテ」戦前ですが、こう言っておるわけですね。

正森成二

1964-04-23 第46回国会 参議院 法務委員会 第20号

国家ガ賠償スル義務モナシ補償スル義務モナイノデアリマスケレドモ国家ハツノ仁政布キ国民ニシテ同情慰藉ノ意ヲ表スルノガ此法律精神デアリマシテと明らかに恩恵的なものだということをうたっておるわけです。そうすると、そういう精神から見ると、この答弁精神にもありますけれども、大体司法官、検察官には故意・過失などというものはあり得ないんだと。もうほんとにこれはあらゆる場合に正当なんだと。

岩間正男

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